こんばんは、こゆびです。
先日実写映画化されたHOLiCを観てきましたので、感想をまとめようと思います。
学生時代大好きで読んだ作品ですので、ぶっちゃけ色々思うところありました。
率直な感想を書いていこうと思います。
映画xxxHOLiC公式HP
https://xxxholic-movie.asmik-ace.co.jp/
人によってはネタバレと感じる部分もあるかも？
これから見に行く方はご注意を！
2時間で最後までやるのは尺足りなさすぎる！
・座敷童子ちゃん猫娘ちゃんが1シーンしか出てこない…
メインビジュアルにいなかったからちょっとだと思ってたけど予想以上に短かった…
・台詞は画面で説明できるところは極力削ってる？
原作読んだ人だと察せる(思い出せる)部分は多かったと思うけど、
未読の人と一緒の場合は置いてかれちゃうような気がした
・視える者と祓う者が交わった後に視界の共有とかの″交わった″的シーンがほぼなかった…
限られた尺の中で説明するのはちょっと難しかったのかな
・四月一日単身でひまわりちゃんの不幸に巻き込まれるシーンがなかった
四月一日がひまわりちゃんにデレデレしてるシーンもっとほしい！笑
原作よりひまわりちゃんが用心深い性格っぽいからそうならないようにしてたってことなのかな…？
・映画のシーンだけ抜き出した状態だと四月一日がミセを継げるような人間に見えなくない？
（素朴な疑問）
原作よりもダークな世界観
・四月一日が冒頭から飛び降りそう
アヤカシに困りながらもそこまでネガティブじゃなかったような…？
（むしろ物語の進行とともに視野が広がって元気なくなってたりな印象だった気が）
・ギャグシーン少なめ
それにより四月一日がツッコミ役じゃなくなってた笑
・というか楽しそうなシーンは割と音楽に合わせてサーっと流れていった
・女郎蜘蛛とその手下のターンが長い
音楽・演出
・パイプオルガン？の曲が結構印象強い＆何度も何度も繰り返しかかるのがちょい微妙だった
シーンに合わせて違う曲とか違う楽器のアレンジになってたら雰囲気出た気がする
というかパイプオルガンがあまり合わない世界観のような気もする？
（シーンによってはいっそ無音の方が雰囲気出たんじゃないか？なんて思ったけど素人考えなので…）
・衣装がシャラシャラ鳴るのとか靴のコツコツ音とか雰囲気出ててよかった
・侑子さんの蝶、最初に出てきた時は透けすぎてて目で上手く追えなかった笑
・ミセの雰囲気すごくかっこよかった！
原作よりだいぶ豪華なのでは…？
凝りに凝って作り上げてもらったの大正解って感じでした！
キャラクター・役者さん
・侑子さん(柴咲コウさん)
ドはまりしてました！
めっちゃ綺麗、衣装似合ってるししゃべり方もイメージ合ってた
・四月一日（神木隆之介くん）
もうちょい明るい側面も期待してた！ちょっともったいなかったなと。
ツッコミ役な四月一日も上手くこなせる役者さんだと思うので！
この映画の世界観的にはこうなのかな…？
・百目鬼（松村北斗さん）
めっちゃかっこよかった！！
だいぶ原作と違う世界観だなって思ってたけど百目鬼は違和感あまりなくてよかった
・ひまわりちゃん（玉城ティナさん）
ビジュアル原作に近いなって思った！
四月一日と百目鬼と仲良くなっていく経過が削られててもっと見たかった…
あとひまわりちゃんの救いになる「あのこ」が出てこなかったのが残念でならない…
ひまわりちゃん…
・女郎蜘蛛(吉岡里帆ちゃん)
元々吉岡里帆ちゃん好きなのもあるんですが、目を欲しがる物欲しそうな振る舞いも、
ループに飲まれた四月一日をよしよしする見下した笑顔もなかなか好きでした
ただ女郎蜘蛛こんなキャラだっけ？とうろ覚えながらふわふわ考えてた
・女郎蜘蛛の手下（磯村優斗さん）
…原作いたっけ？
めっちゃしゃべるし登場シーン多かったけど思い出せなかった
女郎蜘蛛に心酔している演技はすごい伝わってきた
ひまわりちゃんを追い詰める役としてなかなかゾワゾワする演技してた
まとめ
原作は単行本持っていたのですが紙の劣化＆引っ越しで今は手元になく、色々うろ覚えの中見ていました。
映画見た帰り道で19才とReasonを聴いて、
「私の中のxxxHOLiCってこれだなぁ」
なんてしみじみしてたりしました。
やはり実写映画は原作見る感覚で行かないのが吉です！
xxxHOLiCは特に別物として楽しめる人向けかなと思いました！
生身の人間演じるHOLiCもこれはこれで観に行ってよかった～と思いました。
映画館に久しぶりに行けたのが何より嬉しかったです！
仕事落ち着いてるときはもっとレイトショー行きたいな…！