こんばんは!こゆびです。
今日は映画「ハケンアニメ!」を観てきました。
めちゃくちゃ面白かったのでブログに残しておきます。
映画を観に行ったきっかけは…
健康診断で名古屋駅まで出てきていたから、
あとレディースデーだったから。
そんな些細な理由でした。
夕方から始まって程よい時間に帰れる映画を探していました。
しかし気付けばテンションぶち上がってパンフレット豪華版を購入してルンルンで帰宅している私がいます。
(Twitterにもすぐ面白かった!とツイートした)
そんな作品でした。
映画の中で作られるアニメがすごい
この映画の中では土曜5時の子供向けアニメ枠で放映される2本のアニメが作られていきます。
主人公の新人監督 斎藤瞳はアニメ業界に入るきっかけとなった作品で監督を務めた 王子千晴と裏番組同士で視聴率を争います。
「サウンドバック 奏の石」
VS
「運命戦線 リデルライト」
劇中にはこの2作品の映像もたくさん出てきます。
細かな色味の指定だったり、セリフのイントネーションの指示だったり、その他にも素人の私にはわからない細かな指示がたくさんあって完成に近づいていきます。
このアニメのクオリティも高かった………!!!
声優も豪華キャストです!
この2作品もぜひアニメ作品として別で観たいくらい!
YouTubeのリンク貼っておきますのでぜひ見てみてください!
たくさんの人の協力があって作品が作り上げられていく様子!
私こゆびは学生時代からゆる~くヲタクをやっていました。
毎週何本もアニメを録画したり、
夏と冬には国際展示場へ行ったり、
少ないお小遣いやバイト代の中から大好きな作品の円盤を買ったり、
自分でもイラストや小説を書いたりなんかして。
なのでアニメには、コンテがあって、作画があって、CGがあって、背景美術があって、音響があって…etc.
と、構成要素はふわっとだけ知っていました。
でも実際にどんな風に協力して作られていくか?という部分はよく知りませんでした。
映画のエンドロールの大勢の名前を見ても、まだピンときてない感じです。
ハケンアニメでは序盤にどんな役割があるかが一通り画面上に出てきて、
各役割にまつわるエピソードも随所にちりばめられていてイメージしやすかったです。
あらゆる大人の事情との兼ね合い・新人監督の成長
人気アイドルが声を担当して客寄せパンダにしたり、
コラボ商品で決め台詞を茶化すような広告もあったり、
子供向けアニメではできない表現があったり。
いわゆる大人の事情という部分も登場しました。
瞳監督は中盤大声をあげて怒るようなシーンもありました。
でも柄本佑さん演じる行城チーフプロデューサーの助言などで
少しずつ周りも全力でやれることをやっていることに気が付いていきます。
そこから周りを巻き込んでベストを尽くそうとしていく姿勢がかっこよかった!
みんなで廊下を歩くシーン、序盤では瞳監督が一番後ろを歩いていたけど終盤では先頭に立って率いていく対比もすごい良かった。
これが監督業か!熱い!と思いました。
監督でこだわって映画見る人の気持ちがちょっとわかりました。
ベテラン VS 新人で分が悪い中、どんな手を使ってでも作品を届けようとするチーフプロデューサーほんとかっこよかった。
それが瞳監督に届いた瞬間も胸熱でした。
王子監督すき!
序盤の瞳監督と王子監督の対談、めっちゃビリビリきました。
中村倫也さん雰囲気ある…かっこいい…もうそればっかりになってしまった。
“デビュー作が伝説になった監督の苦悩”みたいな部分も描かれていて、もう私は満面の笑みで見ていました。
大変美味しかったです。ごちそうさまです。
尾野真千子さん演じる有科チーフプロデューサーもかっこよかった…ほんとかっこよかった…。
王子監督の思う作品を作れるようにっていう最高のサポートをやり切った人。
どちらの制作陣も監督とチーフプロデューサーの関係性がめちゃくちゃよかったです。
王子監督のラストシーン、「うわー言いそう!」と思いながら見ていました。
妙な納得感があるセリフでした笑
まとめ
原作未読でいきなり映画館に行ったのですが、映画で綺麗に完結していてよかったです。
これは原作読んでなくても全然観に行ける!
面白かったのでぜひ観に行ってほしい!
私から言えることはこれだけです。
エンディングの「エクレール」も映画のための書下ろし曲だそうですごくよかったです。
今ずっとループしてます。元気もらえる。